現在、多くの予防接種が公費(無料)で接種できるようになっています。
定期予防接種は全て予約は不要、任意予防接種は全て予約が必要です。
お子様の健康を守るために、予防接種はとても大切な役割を果たします。さまざまな感染症からお子様を守り、重い病気になるリスクを減らすことができます。
わからないことがありましたら、ご遠慮なくご相談下さい。
生後2ヶ月から接種を開始して、1ヶ月毎に計3回、3回目の接種から7ヶ月以上空け、かつ1歳以上に追加1回の接種を行い、計4回接種を行います。
生後2ヶ月になったら、できるだけ早期に接種を開始しましょう。
細菌性髄膜炎や喉頭蓋炎の原因になるヘモフィルス・インフルエンザ菌b型(Hib)の予防ができます。細菌性髄膜炎などの病気は命にかかわる、後遺症がでることがある病気なので、しっかりとした予防が重要です。
※2024年からは5種混合ワクチンに組み込まれました。
生後2ヶ月から接種を開始して、1ヶ月毎に計3回、3回目から60日以上空け、かつ1歳以上で追加1回の接種を行い、計4回接種を行います。
生後2ヶ月になったら、できるだけ早期に接種を開始しましょう。
細菌性髄膜炎や肺炎の原因になる肺炎球菌の予防ができます。細菌性髄膜炎などの病気は命にかかわる、後遺症がでることがある病気なので、しっかりとした予防が重要です。
生後2ヶ月から接種を開始して、1ヶ月後に2回目、1回目の接種から140日以上間隔を空け、かつ1歳前に接種を行い、計3回接種を行います。
生後2ヶ月になったら、できるだけ早期に接種を開始しましょう。
お母さまがB型肝炎キャリアの場合は、生後すぐからのB型肝炎予防の免疫グロブリンの接種が必要になり、スケジュール調整が必要です。出産した医療機関にて必ずお問い合わせください。
B型肝炎は小児期に感染すると、慢性肝炎、肝硬変、肝癌などのリスクが上昇します。WHOでも推奨されているワクチンのため、必ず接種するようにしましょう。
生後2ヶ月から接種を開始して、1ヶ月毎に計3回、3回目から半年以上空け、追加1回の接種を行い、計4回接種を行います。
百日咳、破傷風、ポリオ、ジフテリア、ヒブ(インフルエンザ菌b型)の予防接種になります。
細菌性髄膜炎など命に関わる感染症や、乳児期に罹患すると重症化しやすい百日咳の予防になるため、生後2ヶ月になったらすぐに接種するようにしましょう。
「ロタリックス」と「ロタテック」の2種類があります。 生後2ヶ月から接種を開始し「ロタリックス」の場合は1ヶ月後に2回目を、「ロタテック」の場合は1ヵ月毎に計3回の内服による接種を行います。
早い接種が必要で、初回接種は生後14週6日までが望ましいワクチンです。生後2ヵ月になったら受けるようにしましょう。
小児の胃腸炎の大きな原因を占めるロタウイルス胃腸炎を予防することができます。特に重症例に関しては90%程度の予防効果があります。
「ロタリックス」と「ロタテック」は大きな予防接種効果の差異は認められていないため、当院では特に希望がない場合は、2回で終了できる「ロタリックス」を推奨しています。詳しい説明も行っております。お気軽にご質問ください。
生後5ヶ月以降での単回接種になります。接種方法はスタンプ形式です(ハンコ注射)。左腕に接種することが決められています。
結核の予防接種です。他のワクチンとスケジュール調整を行い、接種しましょう。同時接種可能です。
以前はツベルクリン反応という検査を行い、接種を決定していましたが、現在は全員が接種対象になります。
1歳を超えてから1回、年長さん(小学校入学前の1年間)で1回の計2回接種を行います。
1歳を超えて接種するワクチンと一緒に接種をするようにしましょう。
周囲に麻疹流行などある場合は、早期の予防接種施行も可能なので、いつでもご相談ください。
1歳を超えてから1回、1回目の接種から半年後の計2回接種を行います。
1歳を超えて接種するワクチンと一緒に接種をするようにしましょう。
3歳になったら1回、初回から1週間後に1回、1年後に1回(4歳で接種)、9歳で4回目の接種を行います。
日本脳炎の発生報告がある地域では生後6ヶ月からの接種がすすめられています。
東南アジアなどの流行地などに行く場合も、生後6ヶ月からの接種がおすすめです。
蚊を介しての感染症であり、発症後に治療する方法がないため、予防接種でしっかり予防を行いましょう。
11歳になったら1回接種を行います。
四種混合ワクチンの追加でのワクチンになります。
他のワクチンとスケジュールが離れているため、忘れずに接種をするようにしましょう。
中学1年生になったら、かかりつけ医に相談するようにしましょう。
生後6ヶ月以降で接種を行います(1歳以降での接種開始が一般的です)。
13歳未満では2回接種となり、1回接種を行った3~4週間後に2回目の接種を行います。
13歳以上では単回の接種になります。
インフルエンザの流行が開始する前の10月~11月に接種するようにしましょう。
2024年より日本でも承認された鼻に噴霧するタイプのワクチンです。
2歳以上、19歳未満が接種対象になります。年齢に関わらず1回で接種が完了するワクチンです。
注射による痛みが伴わないことが特徴です。
インフルエンザの流行が開始する前の10月~11月に接種するようにしましょう。
1歳を超えてから1回、年長さん(小学校入学前の1年間)で1回の計2回接種を行います。
任意接種ではありますが、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)は合併症として難聴や精巣炎などが知られており、これらは合併症発症後の治療方法がないため、予防接種で予防することが重要になります。
計3回接種。発展途上国に長期滞在する場合など、接種をするようにしましょう。
アメリカ、イギリス、オーストラリアなどへ留学する場合は、接種を検討しましょう。
肺炎の原因の一つである肺炎球菌の感染や重症化を予防するワクチンです。
高知市に住民登録がある方で、今までに肺炎球菌ワクチン(23価ニューモバックス)を接種したことがなく、満65歳の方が対象です。
対象者のうち65歳を迎えた方に対し、高知市より誕生月の翌月初旬に順次予診票を送付されます。